入社当初から、あなたをイライラさせる社員はいません。最初はみんなかわいいものです。しかし、時間が経てば徐々にあなたをイライラさせる存在に。なぜ、このようなギャップが生まれてしまうのか？その原因を分析。採用時の“ジャッジミス”について解説します。

例えば、あなたも「なぜ、これをやらないんだ」「なぜ、気が利かないんだ」と感じることがあるかもしれません。「もっとこんな感じで働いてくれればよいのに」、と。なぜ、社員は気が付かないのでしょう？なぜ、わからないのでしょう。これも同じく原因を分析。社員が思い通りに動かない理由を解説します。

昇給したり、福利厚生を充実させれば、社員は一所懸命働く。これって本当でしょうか？あなたの社員は、昇給した次の日、あるいは賞与が出た次の日。いつもと変わらず不貞腐れていたことってありませんか？そう、社員にとって昇給などは一瞬の喜び。次の日には元に戻り、それが当たり前になります。では、どのようにすれば本当の意味でモチベーションが高まるのか。お金や福利厚生だけでは足りないのです。

あなたが社員のためを思って、会社の改革を行おうとする。あなたの提案は良いものばかり。でも、社員は動かない。なぜ、「会社が良くなる」のに、社員は賛同しないのか？これは、そもそも考え方が間違っています。「社長自ら」とよく言いますが、組織に関しては「社長自ら」ではダメなのです。では、どのようにすれば社員全員、会社全体が動くのか。すべて解説します。

これまで、私は１０００名を超える社長から、組織の相談を受けてきました。なぜ、採用や定着など、人事の問題がいつまで経っても解決しないのか。社長をやるくらいですから、多くの人は高い能力を持っています。でも、知り合いの社長に相談しても、コンサルタントに依頼しても、解決しない。その根本的理由を解説します。

１０００名以上の社長から相談を受けてきてわかったことは、ほとんどの社長の組織論が「我流」なのです。別の言い方をすれば、行きあたりばったり、あるいはその場しのぎ。これではうまくまとまりません。私はこれまでのコンサルティングで、どの会社にも通用する会社組織の「型」を開発しました。この型を当てはめるだけで、９割以上の組織の問題は解説します。この「組織の型」について解説します。

例えば、あなたにとって「残業」は悪ですか？正義ですか？そして、その定義は社員に伝わっていますか？定義し、伝えていないとこのあたりが完全にちぐはぐになります。社員のためを思って「残業するな」と言っても、社員は「会社のために」と残業します。そして、あなたのイライラは募るばかり。「型」と「定義」があれば、組織の問題は解消され、あなたのストレスもなくなります。１０００名以上の社長に伝えてきた原理原則を解説していきます。

佐藤　崇
TUZUKU株式会社　代表取締役

1969年、宮城県栗原市生まれ。

これまでの18年間の社会保険労務士の事業で、1000名を超える経営者から労務等について相談を受けてきたが、その相談の多くの内容が組織や人に対して感じているストレスについてであり、その内容が、自分自身の事業運営で感じた組織や人に対するストレスと同じような内容であることに気づく。

このように多くの経営者が共通して抱える組織と人へのストレスを、これ以上、他の経営者には感じてほしくないという思いで2016年にTUZUKU株式会社を設立し、約６年に渡って研究を重ねることに。

その研究の結果として「社員との認識のズレ」が経営者のストレスの根本原因であることに気づき、その解決のための独自ノウハウを確立。

このノウハウのポイントである『組織運用の「型」を理解した上で経営者が考える組織の「定義」を決める』コンサルティングで、経営者が、組織や人に対してストレスを感じることが無くなり、経営に迷いなく当たることが出来ることを、2022年からある会社の経営者に実施したコンサルティングで効果を実証。

経営者本来の仕事である戦略策定や新規事業の立ち上げなど、売上に直接繋がる仕事ができる環境を構築することで、さらなる企業の発展を支援することをコンサルティングのミッションとしている。